某ゼネコン マンション 床衝撃音の測定
「床衝撃音の測定」は前項目の「遮音性能測定」とセットで行う事が多いです。集合住宅では特に音環境が問題になりやすいものです。 その中でも日常生活に最も関係の深い床衝撃音は、各メーカーが試験室で高性能な床材の開発にしのぎを削っており、現場でも測定し実際の状況でどれくらいの性能が出るかを確認します。(床衝撃音の測定も遮音測定と同様にJIS A 1418「建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法」という規格に定められた方法で行われます。) 写真は、ほぼ完成しているマンションでの測定の様子です。 測定はタッピングマシンと言う装置を使い靴音のような軽量物に相当する音、写真上のようなボールあるいは写真下のタイヤを落とす装置(バングマシンと言います)で子供の飛び跳ねのような重量物に相当する音を下階で測定します。