組立式音響試験室


音響試験室 W-SERIES

音響試験室「W-series」は、現場施工型音響試験室と比べ「施工期間が短い(最短1日)」「移設や移動が可能」「コストパフォーマンスに優れている」等の優れた利点を生かして設計された自由度の高い組立式・設置型の音響試験室です。

若林音響のWSRシリーズは、レコーディングスタジオや音響試験室などの音響設計で養われた専門技術を基に構築された組立式の防音室です。研究・開発段階における比較試験、製品の異音検査、騒音測定だけでなく、聴力検査室や脳波検査室のような医療的な用途、あるいは防音室内で聴取試験などを行う被験者実験など、多岐にわたってご使用いただけます。特にType SL/SHは、発生騒音が小さな試験体の測定・検査などに適しています。

WSRシリーズカタログ(PDF)
WSRシリーズの音響性能

組立式防音室 WSR SL/SH

WSR SL/SH-組立式防音室は、工場製作・現場組立ですのでコストパフォーマンスに優れた防音室を最短1日で設置できます。
木質系複合パネル構造によりコインシデンス周波数による遮音欠損のない本防音室は、SH/SLタイプ共に様々なサイズ・オプションをお選び頂けます。
SLタイプでは、Dr-30、SHタイプでは、Dr-35の性能をもちます。
全ての組立式防音室は、もちろん移設可能で、室サイズも測定物・ご使用方法に応じて変更が可能です。

Type SL/SHの防震構造

本体と既存床の間に高密度グラスウールを介することで、周囲からの音(振動)を防音室内へ伝わるのを防ぎ、静かな室内を確保します。また防音室内で発生した音(振動)を周囲に伝えません。